境港市中期財政見通し(R7)
1.推計の目的
中期財政見通しは、比較的近い未来の財政推計を行うことで財政運営上の課題等を明らかにする役割を担っています。推計方法は、直近の当初予算を基礎に将来値を算出し、今後の財政運営を考えるための指標のひとつとして活用していきます。
2.推計期間
令和8年度〜令和12年度(5年間)3.推計時点
R7.7現在4.推計条件
@会計区分:一般会計A令和7年度当初予算を基礎として推計を行っています。
B具体的な推計条件(PDF)
5.推計結果
今回の推計期間では、老人福祉センターリニューアル事業などの大型投資事業が予定されており、財源不足(赤字)が見込まれます。それ以降についても、人口減少により市税の大幅な増加は見込めない一方、物価高騰の影響による物件費の増加や、高齢化による社会保障関係費の増加などにより、財源不足(赤字)が続く見込みです。これまでに積み増した基金を活用することで、当面の間は現在の行政サービスの水準を維持できるものと考えていますが、今後も基金による財源補てんを重ねると、基金残高が枯渇する見通しです。
今後は、既存事業の見直しや業務の効率化により、収支の均衡を図ることで、一定の基金残高の確保に努めます。
※この推計は、令和7年度当初予算を基礎として、現時点での制度が継続すると想定して推計していることから、今後、国の税制改正などの制度改正や経済情勢などによっては大きく変動する可能性があります。
@R7中期財政見通し(PDF)
A参考グラフ(PDF)
6.参考
境港市中期財政計画(H19.12月作成)財政用語の解説(新たなウインドウが開きます。)

